エレキギターのノイズが気になるときに便利なのがノイズゲートエフェクターです。
この記事では、ノイズゲートとは何かについて解説し、おすすめのノイズゲートペダルを紹介します。
ノイズゲートとは
ノイズゲートは「サー」と鳴り続けているノイズを除去するためのエフェクターです。
音量がしきい値(スレショルド)より低いときに、門(ゲート)を閉じるように音が通過するのを防ぎます。
これにより、ギターの音が鳴っているときはゲートが開き、音がそのまま通過しますが、ギターが鳴っていないときはゲートを閉じてノイズが鳴るのを防ぎます。
ノイズゲートの使い方
ノイズゲートペダルの主なパラメーターは、下記の2つです。
- スレショルド(Threshold)
- ディケイ(Decay)または、リリース(Release)
スレショルド
スレショルドはしきい値の意味です。
音量がスレショルドより小さいときにゲートを閉じて、ノイズが通過するのを防ぎます。
ディケイ、リリース
ディケイ、またはリリースは、音のテールの部分でゲートを閉じるときの速さ・時間です。
ディケイが短すぎると、音が急に途切れたようになり、長すぎるとノイズが通過してしまいます。
ディケイ、リリースが固定されていて調整できないエフェクターも多いです。
おすすめノイズゲートペダル
Boss / NS-2 Noise Suppressor
Boss / NS-2 Noise Suppressor は、定番のノイズゲートペダルです。
独自のノイズ検知回路により、ギターサウンドとノイズ成分を独立して検知することで、原音のアタックや自然なエンベロープをキープしたまま、ノイズだけを除去します。
TC Electronic / Sentry Noise gate
TC Electronic / Sentry Noise gate は、洗練されたノイズ除去アルゴリズムを搭載したノイズゲートペダルです。
マルチバンド処理により、コアのトーンへの影響を最小限にとどめ、特定の周波数帯域にピンポイントでノイズを除去します。
ダンプは、ゲートが閉じたときに何dB減衰させるかを設定します。
ISP Technologies / Decimator
ISP Technologies / Decimator は、定番のノイズゲートペダルです。
スレショルドの1つまみのみで簡単に使えます。
リリースタイムは、入力音に応じて自動で設定されます。
ISP Technologies / Deci-Mate
ISP Technologies / Deci-Mate は、上記の「Decimator」をコンパクトなボディに収めたモデルです。
Electro-Harmonix / Silencer
Electro-Harmonix / Silencer は、スレショルド、リリースに加えてリダクション量を調整できるノイズゲートペダルです。
演奏する楽器やプレイスタイルに合わせて細かく設定することが可能です。
MXR / M135 Smart Gate
MXR / M135 Smart Gate は、幅広いノイズに効果があるノイズゲートペダルです。
スレショルドつまみに加えて、ハイ・トリガー・レンジ・スイッチとFull/Mid/Hissのモードスイッチを搭載しています。
Behringer / NR300 Noise Reducer
Behringer(ベリンガー) / NR300 Noise Reducerは、低価格なノイズゲートペダルです。
ミュート/リダクションの2つのモードを搭載しています。
Mooer / Noise Killer
Mooer / Noise Killer は、コンパクトなノイズゲートペダルです。
ハード/ソフトの2つのモードを搭載しています。
Donner / Noise Killar
Donner / Noise Killar は、コンパクトで低価格なノイズゲートペダルです。
ハード/ソフトの2つのモードを搭載しています。
Rowin / Noise Gate
Rowin / Noise Gate は、コンパクトで低価格なノイズゲートペダルです。
まとめ
おすすめのノイズゲートペダルエフェクターを紹介しました。
その他の種類のエフェクターなどについては、こちらを参照してください。