モニターイヤホン・イヤモニおすすめ9選【2023年】

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この記事では、おすすめのモニターイヤホン・イヤモニを紹介します。

モニターイヤホンとは

モニターイヤホンとは、音楽の演奏時や制作時に使うためのイヤホンのことです。略してイヤモニとも呼ばれます。

モニターイヤホンは、ライブステージなどでの演奏用とDTMなどでの制作用のものとに分けられます。

演奏用

演奏用のイヤモニは、ステージ上で自分が歌っている歌や弾いているギターの音など、またリズムキープ用のクリック音などをモニタリングするのに使います。

一般的にライブ時のモニタリングには、足元に設置したモニタースピーカーを使いますが、ステージ上を移動したりするとスピーカーの音が聞こえにくくなります。

イヤモニを使うと、ステージ上のどこでもしっかりとモニタリングすることができます。

また、イヤモニの音質は、耳に負担のかかりにくい高域を抑えたマイルドなものが多く、また、大音量で再生しても音が歪みにくくなっています。

制作用

制作用のモニターイヤホンは、原音に忠実なフラットな周波数特性となっています。

リスニング用のイヤホンのような色付けがなく、正確な音を鳴らします。

音の解像度が高いため、リスニング用のイヤホンより聴き疲れしやすい場合があります。

イヤモニのドライバーの種類

イヤモニのドライバー(音を鳴らす部分)には、下記の3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

  • ダイナミック型
  • バランスドアーマチュア型
  • ハイブリッド型

ダイナミック型

ダイナミック型は、もっとも一般的なタイプのドライバーです。

広い音域をカバーし、低音を出しやすく音にパワーがあります。

構造がシンプルなので価格が安いです。

バランスドアーマチュア型

バランスドアーマチュア型は、補聴器のドライバをオーディオ向けに改良したドライバーです。

繊細なサウンドで小型化が可能ですが、狭い音域しかカバーできません。そのため、複数のドライバーを搭載することで低域から高域まで再生できるようにしています。

構造が複雑になるため高価格になります。

ハイブリッド型

ハイブリッド型は、ダイナミック型とバランスドアーマチュア型を合わせたタイプです。

ダイナミック型の低音域の良さとパワフルな音、バランスドアーマチュア型の音の繊細さを両立しています。

値段はかなり高くなります。

おすすめモニターイヤホン

Sony / MDR-EX800ST

Sony / MDR-EX800ST

Sony ( ソニー ) / MDR-EX800ST は、ステージユースのために開発された、プロフェッショナル仕様のカナル型イヤホンです。

大口径16mmダイナミックドライバーユニットにより、レコーディングスタジオのモニタースピーカーさながらの自然な周波数特性を実現。分解能が優れ、モニタリングに適しています。

耳の形に合わせて形状が調整できるフレキシブルイヤーハンガーを採用。確かな装着性が得られます。

また、最大500mWの高耐入力、アクシデント時の容易なコード交換など、ライブ環境に適した耐久性と機能性を実現しています。

Audio Technica / ATH-E40

Audio Technica / ATH-E40

Audio Technica(オーディオテクニカ) / ATH-E40は、エントリーモデルのモニターイヤホンです。

独自開発の大口径ダイナミック型ドライバーを搭載し、引き締まった低音と伸びのある高音を実現しています。

ステージ用イヤーモニターはもちろん、リスニングまで幅広く対応する高品位サウンドを楽しめます。

耳の裏にかかるケーブル部分には、柔軟に形状を調整できるため、長時間使用していてもケーブルが緩むことなく、安定したフィット感を持続します。

■耳に沿うように設計されたハウジングは、耳にぴったりとフィットし、優れた遮音性と装着感を実現しています。

Audio Technica / ATH-E50

Audio Technica / ATH-E50

Audio Technica(オーディオテクニカ) / ATH-E50 は、上記のATH-E40のひとつ上のグレードにあたるモニターイヤホンです。

バランスド・アーマチュアドライバーを1基搭載し、フラットな音響特性とステージモニターに最適な音場を実現しています。

Audio Technica / ATH-E70

Audio Technica / ATH-E70

Audio Technica(オーディオテクニカ) / ATH-E70 は、audio technica初となるプロフェッショナル・イヤーモニター「Eシリーズ」の最上位モデルです。

イヤーモニターにとって最もバランスが良く、全周波数帯域を忠実に再現するため、低中高3基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、全音域を正確に再現しています。

持ち運びに便利なケースを付属と、用途に応じて選べるCOMPLYイヤホンピース、シリコンイヤピースを付属しています。

Shure / SE215

Shure / SE215

Shure ( シュアー ) は、コスパのよい定番のモニターイヤホンです。

ダイナミック型マイクロドライバーを搭載し、温かみのあるディテールの豊かなサウンドを存分に楽しめるモニターイヤホンです。

ケブラー素材で強化された着脱式ケーブルは、曲がり具合を保持するワイヤー付きです。簡単に交換する事ができ、確実で快適なフィット感が得られます。

Mackie / MP-120

Mackie / MP-120

Mackie ( マッキー ) は、ステージ用モニターに最適なモニターイヤホンです。

高精度シングル・ダイナミックドライバーを搭載しており、フルレンジにバランスの良いサウンドを出力します。

人間工学に基づき設計されたハウジングデザインで、装着時の快適さ、高い遮音性、最適な低域周波数再生を実現しています。

イヤーチップは、素材の異なる3種類(フォーム/シリコン/ダブルフランジ)をそれぞれ大・中・小と3サイズ合計9セット同梱しています。

Mackie / MP-240

Mackie / MP-240

Mackie ( マッキー ) / MP-240 は、マッキーのプロフェッショナル・インイヤーモニターの最上位モデルです。

ライブステージでのモニタリングに最適です。

ダイナミック型ドライバーを1基、バランスド・アーマチュアドライバーを1基搭載したハイブリッド型です。

ダイナミック型特有のレンジの広い音場と音圧のしっかりとした低音、バランスド・アーマチュア型ドライバーの繊細な中高音を両立します。

人間工学に基づき設計されたハウジングデザイン。装着時の快適さ、高い遮音性、最適な低域周波数再生を実現します。

人間工学に基づき設計されたハウジングデザインで、装着時の快適さ、高い遮音性、最適な低域周波数再生を実現しています。

イヤーチップは、素材の異なる3種類(フォーム/シリコン/ダブルフランジ)をそれぞれ大・中・小と3サイズ合計9セット同梱しています。

Etymotic Research / ER4SR

Etymotic Research / ER4SR

Etymotic Research ( エティモティックリサーチ ) / ER4SR は、原音の再現性を徹底的に追求したフラットな音質が特徴のスタジオ用イヤホンです。

高精度で独自のチューニングを施したバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、20Hz~16,000Hzの周波数帯において、原音を90%以上正確に再生する卓越した周波数特性と高品質なサウンドを実現します。

周囲のノイズを最大98%(35dB~42dB)シャットアウトする最高クラスの遮音性を実現し、周囲のノイズをほぼ完璧に遮断します。この高い遮音性により、音楽の音量を必要以上に上げることなく、耳に安全な音量で音楽を楽しむことができます。

ケーブルは、ユーザー自身でも交換が可能なMMCX着脱式ケーブルを採用しています。

Inair / M360

Inair / M360

Inair ( インエアー ) / M360 は、聴き疲れしにくいインエアー方式を採用したモニターイヤホンです。

独自の機構「AIR TUBE Woofer Technology」により、スピーカーで聴いているような広がりある定位感、音の一つひとつを聞き取ることのできる優れた解像度を実現しています。

一般的なカナル方式イヤホンでは、スピーカーから出た音が「音道管」という細いパイプを通りますが、インエアーエルゴノミクス方式イヤホンには、音道管自体がありません。また、音を遮断するシリコンピースもありません。耳内部にダイレクトに広がった音が、緻密かつ繊細、豊かで高解像度なサウンドの認知を可能にします。

インエアー方式は、着け心地が非常にソフトなので、長時間音楽を聴き続けても圧迫感やストレスがありません。特に、着け始めは耳にスポンジが入っている感覚がありますが、数時間音楽を聴き続けていると、スポンジが耳に馴染み、着けている感覚が薄れて「音」のみが頭上周囲一帯を包み込むような感覚になります。

鼓膜でダイレクトに聴く従来のカナル型イヤホンに比べて、鼓膜だけでなく耳の皮膚や骨を含めた耳全体で聴くため、スピーカーのような音の広がりと自然な聴こえ方で、長時間聴いていても聴き疲れしにくいものとなっています。

従来のカナル型では、密閉度を高めることで外部への音漏れを抑制しますが、インエアー方式では、スピーカーユニットの後方からドライバーユニット全体を包み込むように、”AIR TUBE”を配置し、前方のスピーカーユニットの放射面積を拡大しつつ、外部へは音漏れがしづらい構造としています。また、耳内部で音を鳴らすので、音量を上げ過ぎずに音量感を得られます。そのため、外部の音は聞こえますが、通常の生活環境では音漏れが気になることはありません。

フラットな味付けで解像度が高く、広い音場で音の定位も分かりやすいため、モニターヘッドホンのように使用可能です。特に、長時間のサウンドチェックをする場合など、従来のヘッドホンでは耳が蒸れたり、耳が痛くなってストレスを感じる場合がありますが、インエアー方式では長時間でも快適に使い続けられます。

解像度が高く音の定位がしっかりしているため、ゲーミング用としても最適です。特に、長時間の使用でも疲れない点は、ヘッドホン型に比べて快適です。