ベースを始めるのに必要なもの13点まとめ

ベース

「ベースを始めるには何が必要?」

「ベースの機材を一式そろえるといくらかかる?」

というベース初心者の方のために、

  • ベースを始めるのに必要なもの・機材
  • 機材の値段・相場

について解説します。

ベースを始めるのに必要なもの

ベース

ベース

相場: 15,000~10万円

エレキベースには、さまざまな種類がありますが、初めてベースを買う初心者の方には、10万円以内ぐらいの価格のベースがおすすめです。

10万円以上のベースも、もちろんありますが初めてのベースとしては、高すぎます。10万円以上のベースは、ベースに詳しくなってからのほうがよいでしょう。

1.5~10万円程度のベースをおおまかに分けると

  • 1.5~4万円: かなり安い。長い目でみると買い替えの必要あり。

  • 4~10万円: 長く使えるしっかりしたもの。

という感じになります。

値段の違いは、ベースに使う木材の種類、パーツの品質、製造工程や製造国などによります。

価格が高いベースほど、耐久性、弾きやすさ、音質などがよくなります。

アンプ

アンプ

相場: 5000~1万円

アンプは、ベースの音を大きくして鳴らすための機材です。

エレキベースは、生の音は非常に小さいので、アンプで音を大きくしないと、ちゃんとした練習をすることができません。

マンションなどで音が出せない場合は、ヘッドホンを使って練習するとよいです。ヘッドホンを使う場合でもアンプは必要で、アンプにヘッドホンを挿して使用します。ヘッドホン専用でスピーカーがついていない超小型のアンプもあります。

家で練習するときに使う小型のアンプは、5000~1万円ぐらいで購入できます。

メーカーとしては、Fender、Vox,Marshall、Yamahaなどが定番です。

ケーブル

ケーブル

相場: 500~2000円

ケーブルは、ベースとアンプを接続するために使います。ベース用のケーブルは、「シールド」と呼ばれることが多いです。これはケーブル内部の構造に由来します。

ケーブルは、さまざまな長さのものがありますが、家での練習用では、3mぐらいのものが使いやすいです。

ケーブルのメーカーは、Canare(カナレ)が大定番です。

ピック

ピック
ピック

相場: 40~100円

ピックは、手で持って(親指と人差し指で挟む)ベースの弦をはじくためのものです。

ベースを指で弾くこともできますが、エレキベースの場合は、ほぼ常にピックを使って演奏します。

ピックには、形と硬さ(厚さ)によりいくつかの種類があります。

形は、

  • おにぎり型
  • ティアドロップ型

の2種類があります。

硬さは、柔らかいほうから順に

  • ソフト
  • ミディアム
  • ハード
  • エクストラハード

などの種類があります。

自分が弾きやすければどれを使ってもよいです。いろいろと試してみて、弾きやすいものを選びましょう。

よく使われるのは、硬さは「ミディアム」で、形は「おにぎり型」「ティアドロップ型」の両方です。

ピックは、なくなりやすいので多めに購入しておきましょう。

ストラップ

ストラップ

相場: 500~3000円

ストラップは、ベースを肩から吊り下げるためのものです。

立ってベースを弾くときに使います。座って弾くときには使いません。

素材や太さ、色、柄などさまざまなものがあります。

見た目の好みで選べばよいでしょう。

 / ベースストラップ
ベースストラップ

チューナー

チューナー - クリップ型
チューナー - カード型
チューナー - ペダル型

相場: 1000~4000円

チューナー(チューニングメーター)は、弦の音程を合わせる(調律する)ための機材です。

チューナーには、ベースのヘッドに挟んで使う「クリップ型」、「カード型」、ペダルエフェクターと同様のつくりの「ペダル型」のものがあります。

練習時にはクリップ型のものが、ライブ時にはペダル型のものが使いやすいです。

最初はクリップ型のチューナーを購入しておけばよいでしょう。

クリップ型チューナーは、1000~4000円程度で購入できます。

ペダル型チューナーは、1万円ぐらいです。

 / ベースチューナー
ベースチューナー

スタンド

ベーススタンド

相場: 1000~3000円

スタンドは、ベースを使わないときに立て掛けておくためのものです。

ベースを適当に壁などに立て掛けたりしていると、ネックが反ってしてしまうことがあります。

そのようなことがないように、ベース用のスタンドを使うようにしましょう。

ケース

ソフトケース
ハードケース

相場: 1000~1万円(ベースに付属している)

ケースは、ベースを持ち運ぶときに使うものです。

ケースには、主に

  • ソフトケース
  • ハードケース

の2種類があります。

ほとんどの場合、ベースを購入するとソフトケースがついています。

家で練習するだけであれば、ケースは使いません。

練習スタジオなどにベースを自分で持っていく場合、一般的にソフトケースが使われます。

機材車などにバンドの機材をいろいろ詰め込む際には、ハードケースを使ったほうがよいです。

ベース初心者のうちは、ソフトケースがあれば問題ありません。

交換用弦

ベース弦

相場: 500~1500円(1セット)

ベースの弦は、切れたり錆びたりするため定期的に交換が必要です。

1弦から4弦までの、4本がセットになっています。

ベース弦には、表面の仕上げや太さ(硬さ)によりさまざまな種類があります。

いろいろと試して、自分の好みのものを見つけるとよいでしょう。

メーカーは、「Daddario」と「Ernie Ball」が定番です。

よく使われているのは「Daddario(ダダリオ)/ EXL165 Nickel Wound Bass Light Top Medium Bottom 45-105」です。

クロス(あるとよい)

ベースクロス

相場: 500~1000円

クロスは、ベースの指板やボディを拭くための布です。

ベースには、手の汗などがつくので、それを拭くのに使います。

塗装に傷をつけないよう、拭くときには専用のクロスを使うようにしましょう。

ポリッシュ(あるとよい)

ベースポリッシュ

相場: 500~1000円

ポリッシュは、ベースを拭くときにクロスにつけて使うクリーナーです。

ポリッシュを使うと、よりきれいに磨くことができます。

ストリングワインダー(あるとよい)

ストリングワインダー

相場: 200~1500円

ストリングワインダーは、弦を交換するときにベースのペグ(回してチューニングを調整するつまみ)につけて、ペグをくるくると素早く回せるようにするためのものです。

ストリングワインダーがあると、弦の交換を効率よく行えますが、なくても問題ありません。

 / ストリングワインダー
ストリングワインダー

ニッパー

ニッパー

相場: 1000円

弦交換のときに、余った弦を切るのに使います。

ベース弦は、長さに余分があるので、余った部分をカットします。

一般的なニッパー、ラジオペンチなどでよいです。とくにベース用のものというのはありません。

まとめ

ベースを始めるのに必要なものは、まとめると下記の通りです。

必要なもの

  • ベース本体
  • アンプ
  • ケーブル
  • ピック
  • ストラップ
  • チューナー
  • スタンド
  • ケース
  • 交換用弦
  • ニッパー・ラジオペンチ

あるとよいもの

  • クロス
  • ポリッシュ
  • ストリングワインダー

個別に選んで買うのがめんどうな方は、必要なものがまとめてセットになった、ベース初心者セットがおすすめです。

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