ギターを始めるのに必要なもの14点まとめ

ギター

「ギターを始めるには何が必要?」

「ギターの機材を一式そろえるといくらかかる?」

というギター初心者の方のために、

  • ギターを始めるのに必要なもの・機材
  • 機材の値段・相場

について解説します。

ギターを始めるのに必要なもの

ギター

ギター

相場: 15,000~10万円

エレキギターには、さまざまな種類がありますが、初めてギターを買う初心者の方には、10万円以内ぐらいの価格のギターがおすすめです。

10万円以上のギターも、もちろんありますが初めてのギターとしては、高すぎます。10万円以上のギターは、ギターに詳しくなってからのほうがよいでしょう。

1.5~10万円程度のギターをおおまかに分けると

  • 1.5~4万円: かなり安い。長い目でみると買い替えの必要あり。

  • 4~10万円: 長く使えるしっかりしたもの。

という感じになります。

値段の違いは、ギターに使う木材の種類、パーツの品質、製造工程や製造国などによります。

価格が高いギターほど、耐久性、弾きやすさ、音質などがよくなります。

アンプ

アンプ

相場: 5000~1万円

アンプは、ギターの音を大きくして鳴らすための機材です。

エレキギターは、生の音は非常に小さいので、アンプで音を大きくしないと、ちゃんとした練習をすることができません。

マンションなどで音が出せない場合は、ヘッドホンを使って練習するとよいです。ヘッドホンを使う場合でもアンプは必要で、アンプにヘッドホンを挿して使用します。ヘッドホン専用でスピーカーがついていない超小型のアンプもあります。

家で練習するときに使う小型のアンプは、5000~1万円ぐらいで購入できます。

メーカーとしては、Fender、Vox,Marshall、Yamahaなどが定番です。

ケーブル

ケーブル

相場: 500~2000円

ケーブルは、ギターとアンプを接続するために使います。ギター用のケーブルは、「シールド」と呼ばれることが多いです。これはケーブル内部の構造に由来します。

ケーブルは、さまざまな長さのものがありますが、家での練習用では、3mぐらいのものが使いやすいです。

ケーブルのメーカーは、Canare(カナレ)が大定番です。

ピック

ピック
ピック

相場: 40~100円

ピックは、手で持って(親指と人差し指で挟む)ギターの弦をはじくためのものです。

ギターを指で弾くこともできますが、エレキギターの場合は、ほぼ常にピックを使って演奏します。

ピックには、形と硬さ(厚さ)によりいくつかの種類があります。

形は、

  • おにぎり型
  • ティアドロップ型

の2種類があります。

硬さは、柔らかいほうから順に

  • ソフト
  • ミディアム
  • ハード
  • エクストラハード

などの種類があります。

自分が弾きやすければどれを使ってもよいです。いろいろと試してみて、弾きやすいものを選びましょう。

よく使われるのは、硬さは「ミディアム」で、形は「おにぎり型」「ティアドロップ型」の両方です。

ピックは、なくなりやすいので多めに購入しておきましょう。

ストラップ

ストラップ

相場: 500~3000円

ストラップは、ギターを肩から吊り下げるためのものです。

立ってギターを弾くときに使います。座って弾くときには使いません。

素材や太さ、色、柄などさまざまなものがあります。

見た目の好みで選べばよいでしょう。

 / ギターストラップ
ギターストラップ

チューナー

チューナー - クリップ型
チューナー - カード型
チューナー - ペダル型

相場: 1000~4000円

チューナー(チューニングメーター)は、弦の音程を合わせる(調律する)ための機材です。

チューナーには、ギターのヘッドに挟んで使う「クリップ型」、「カード型」、ペダルエフェクターと同様のつくりの「ペダル型」のものがあります。

練習時にはクリップ型のものが、ライブ時にはペダル型のものが使いやすいです。

最初はクリップ型のチューナーを購入しておけばよいでしょう。

クリップ型チューナーは、1000~4000円程度で購入できます。

ペダル型チューナーは、1万円ぐらいです。

 / ギターチューナー
ギターチューナー

スタンド

ギタースタンド

相場: 1000~3000円

スタンドは、ギターを使わないときに立て掛けておくためのものです。

ギターを適当に壁などに立て掛けたりしていると、ネックが反ってしてしまうことがあります。

そのようなことがないように、ギター用のスタンドを使うようにしましょう。

ケース

ソフトケース
ハードケース

相場: 1000~1万円(ギターに付属している)

ケースは、ギターを持ち運ぶときに使うものです。

ケースには、主に

  • ソフトケース
  • ハードケース

の2種類があります。

ほとんどの場合、ギターを購入するとソフトケースがついています。

家で練習するだけであれば、ケースは使いません。

練習スタジオなどにギターを自分で持っていく場合、一般的にソフトケースが使われます。

機材車などにバンドの機材をいろいろ詰め込む際には、ハードケースを使ったほうがよいです。

ギター初心者のうちは、ソフトケースがあれば問題ありません。

交換用弦

ギター弦

相場: 500~1500円(1セット)

ギターの弦は、切れたり錆びたりするため定期的に交換が必要です。

1弦から6弦までの、6本がセットになっています。

ギター弦には、表面の仕上げや太さ(硬さ)によりさまざまな種類があります。

いろいろと試して、自分の好みのものを見つけるとよいでしょう。

メーカーは、「Daddario」と「Ernie Ball」が定番です。

硬さは、柔らかめのほうが弾きやすいです。

よく使われているのは「Daddario / EXL110 Regular Light」です。

カポタスト(あるとよい)

カポタスト

相場: 1000~2000円

カポタスト(カポ)は、ギターのネックにつけて移調(キーを変える)ためのものです。

ボーカルの歌いやすい高さに合わせて、移調するときなどにあると便利です。

必ず使うというわけではないので、必要になったら購入すればよいでしょう。

クロス(あるとよい)

ギタークロス

相場: 500~1000円

クロスは、ギターの指板やボディを拭くための布です。

ギターには、手の汗などがつくので、それを拭くのに使います。

塗装に傷をつけないよう、拭くときには専用のクロスを使うようにしましょう。

ポリッシュ(あるとよい)

ギターポリッシュ

相場: 500~1000円

ポリッシュは、ギターを拭くときにクロスにつけて使うクリーナーです。

ポリッシュを使うと、よりきれいに磨くことができます。

 / ギターポリッシュ
ギターポリッシュ

ストリングワインダー(あるとよい)

ストリングワインダー

相場: 200~1500円

ストリングワインダーは、弦を交換するときにギターのペグ(回してチューニングを調整するつまみ)につけて、ペグをくるくると素早く回せるようにするためのものです。

ストリングワインダーがあると、弦の交換を効率よく行えますが、なくても問題ありません。

 / ストリングワインダー
ストリングワインダー

ニッパー

ニッパー

相場: 1000円

弦交換のときに、余った弦を切るのに使います。

ギター弦は、長さに余分があるので、余った部分をカットします。

一般的なニッパー、ラジオペンチなどでよいです。とくにギター用のものというのはありません。

まとめ

ギターを始めるのに必要なものは、まとめると下記の通りです。

必要なもの

  • ギター本体
  • アンプ
  • ケーブル
  • ピック
  • ストラップ
  • チューナー
  • スタンド
  • ケース
  • 交換用弦
  • ニッパー・ラジオペンチ

あるとよいもの

  • カポタスト
  • クロス
  • ポリッシュ
  • ストリングワインダー

個別に選んで買うのがめんどうな方は、必要なものがまとめてセットになった、ギター初心者セットがおすすめです。

こちらの記事で、おすすめのセットを紹介しています。

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